64日目 ~世にも恐ろしい乗り間違え~
こんにちは!今日はお題に答えていこうと思います!
今回は、これまででやばかったアクシデントについて募集しているようです。
実は私、学業の面でなら、マジで詰みかけた経験があります。それも、一年進級できるかどうか?というレベルのゾッとする話です。
あれは大学の学部後期の期末試験のシーズンのことでした...。その日は電気回路、つまり進級のための必修科目の試験がありました。他の科目が無事でも、ここでヘマをすれば来年度は後輩と同じ学年になってしまいます(›´ω`‹ ) なので、当日は遅れないよう早めに家を出るようにしていました。
ところで、私が通っていた大学は最寄り駅が各駅列車しか止まらない事で有名でした。私は電車通学だったので、これまでも面倒くさい駅だなぁと思っていたわけですが......そう、ここまでくればもう皆さんお分かりの通り、試験当日に乗り間違えました!しかも盛大に快速急行と!大学前の駅をフルスピードで通過したときは絶望しましたね。
しかも、準急とかならまだましなのですが、なんと田舎まで一直線の快急!恐る恐るgoogleで自分が到着する駅から大学までの所要時間を確かめると、アウトでした。そう、もう、間に合わないのです。入室時刻を過ぎてしまいます。
.......
正攻法では間に合わない。そう思い咄嗟にタクシー会社に電話をかけました。自分がつく予定の駅に先に待機してもらって、タクシーで大学まで直行してもらう予定です。この時ばかりはもう、お金のことは考えられませんでした。電車の中で右往左往しつつ、もどかしい時間が過ぎていくのを待っていました。
そして、駅がつくなりダッシュ!到着していたタクシーに飛び乗りました。運転手の方にも事情を話し、できる限り急いでいただきました(マジで感謝です) これでもう安心ε-(´∀`*) と思いきや、しばらく進むと車の流れが緩やかになってきました。んん?これはもしや渋滞では??ドライバーの方はこう告げられました。
"降りられそうなところで止まって、あとは走られた方が早いかもしれません"
最後に頼れるのは、インドア派でほっそりした自分の足でした。運転手の方にお礼を告げ清算してから、全力で走りました。それはもう、死に物狂いに。すでに試験は開始している時刻でした。入室できるのは開始15分後まで。大学の正門をくぐったのは後5分の時。そこから建物まで500mほど。そして、試験は5階。エレベーターなし。階段を駆け上り、教室までついたとき、教授は試験教室に鍵をかけようとしている所でした。
部屋に入れてもらい、息を切らせながら席に着いたときにはもう30秒を切っていました。
試験的には15分ほどロスしていたのですが、もう自分としては試験が終わったかのような感覚でした。
用紙が配られ、なんとか全て答えで埋め、試験は穏やかに終わりを迎えました。そのあと、学年で話題になったことは言うまでもありません。
この後、成績開示で無事に良い成績で単位を取得することができました。いや、ホントに危なかったです(;'∀') 電車通学の皆さん、気を付けてくださいね。