Make/Day

毎日なにか作ります

9日目 ~お題に挑戦?~

今週のお題「本棚の中身」

気になったので、お題に挑戦することにしました。

流石に家の中の写真を撮るのははばかられるので、どんな本を読んでいるのかと、その中でも気に入っている本を紹介しようと思います。

 

私の部屋の本棚は、基本的に半導体関連の書籍で埋まっています。といっても、材料系ではなく、ディジタル回路に近い方です。6日目?とかに載せていたような、CPU作ったり、トランジスタ技術だったり、最近のコンピュータの設計思想の本だったりが並んでいる感じですね。自分で手を動かすのも、最初のうちは好きなので、実践系の本もそれなりに揃えたりしています。そんな中でも自分が一番好きな本は、やはり何といっても

これ

 

"CPUの創り方"です。この本があれば、初歩の知識と根性だけで、隅々まで理解のできるCPUが自作できるわけです。オームの法則がわかれば、論理回路や時定数の概念なども簡単にわかるように説明してくれます。ブラックボックスをほぼ取り払ったうえ、自分で作れることに最高にロマンを感じた私は、感動して何回も読み直したことが記憶に残っています。大学に通っていた頃は、電車の中でこんなカバーの本を広げて読んでいたわけですね。

それだけでは止まりませんでした。

あの時あほだった私は、この本を読んで一枚の基板に全部のっけて作ろうとしていました。それが、こちらです。

これじゃデバッグができない

部品配置なんかはまだましですが、一気にすべて繋いでしまってはデバッグがまともにできません。そのうえ、ちょっと命令にアレンジを加えたりしたので、回路が正しい保証もないわけです。初めて作るのに。ちなみに、これらの部品はネットで買っては風情がないと思い、わざわざパーツ店までいろいろ買い回って入手しました。今では店頭で買うのも難しくなってきたICもあるのではないでしょうか?

 

結局ほとんどの命令を確認できないまま埋もれてしまいましたが、間違いなくこの本が今の私と本棚を形作ったと言えます。

 

粗末な内容になってしまいましたが、自分が紹介できるのはこんなところになります。お題の記事よりも、これから自分が日々アウトプットするものを見て頂ければ幸いです。