12日目 ~マルチプレクサ~
こんにちは!今日は、デジタル回路から、信号の選択を行うマルチプレクサ(略してMUX)の紹介です。
マルチプレクサは入力された信号、例えば、a,bがあった際、select信号(s)の値に沿って出力をスイッチングします。
そして、その結果をoutから出力する回路になります。
論理式で表すと
Y=s・a+(~s)・bと表せます。
これを回路図で書くと、
となります。
よってVerilogHDLで記述すると、以下のようになります。
module Mux ( input a,b,sel, output out ); wire a1,nsel,b1; Not U1(sel, nsel); And U2(a, nsel, a1); And U3(b, sel, b1); Or U4(a1, b1, out); endmodule
次回以降はこれを多ビット化してALUの回路に使用します。