Make/Day

毎日なにか作ります

29日目 ~消しゴムはんこの表現力の向上~

こんにちは!今日は消しゴムはんこの話題で更新していきます!

 

今回は、これまでの自分が彫ってきたハンコの課題を考察し、参考書籍の手法をまねつつ解消、実践していきます。

 

これまでの問題点

① 重ね押しが難しい(≧~≦;)💦

 

特にこれがひどかった。

in-reality.hatenablog.com

 

② 複数色押すと色が混ざる...。

単色にしたり、コダックポッチャマのハンコの時は色が混ざるのを覚悟で押したり、いろいろ苦労しました。

 

まず①番についてですが、持ち手が広いほどインクの付いている範囲がわからずズレやすくなります。そこで、今回はベースのハンコ以外持ち手をなくしてみることにしました。

次に②番についてです。これは、重ね押しが可能になることでほぼ解決します。しかし、色を変える度に一々ハンコを作り変えていては面倒です。そんな時は、色が似ている箇所のみ同じハンコにします。そして、色が薄いインクを広くつけて、後は部分的に濃いインクを重ねることで、インクの方にもあまりダメージがいかないですし、ハンコでも色が混ざりません。

 

これらを実践してみたものが、以下の消しゴムはんこになります。

簡単に見えるけど、改善点が詰まっています

練習なので図案が簡単そうなものを選んでみました。

ここで、①の解決法は右側のハンコを彫るときにデザインの形状ごと切り出すことで実現しました。そして、②については、黄色の壁と、奥行きを出すための暗い色としてオレンジを選択することで色重ねをしてみました。

いかがでしょうか、立体的なハンコになりましたし、自分としてはずいぶんと表現力が向上したように思います。

 

これからも押して楽しい消しゴムはんこを彫っていきたいと思います❕

 

参考書籍 (今回のテクニックはほとんどこの本に詰まっていました!おすすめの一冊です)